（2022年11月25日付）インドネシア国内情勢PICK UP

（国内）
■インドネシア・ジャワ島西ジャワ州で11月21日午後1時21分（日本時間同3時21分）ごろ、マグニチュード（Ｍ）5.6の地震があった。震源はスカブミの東北東約22キロ。震源の深さは10キロ。国家災害対策庁によると、56人が死亡、700人が負傷した。

■森ビルはインドネシアの首都ジャカルタで開発していた高層オフィスビル「JAKARTA MORI TOWER」が竣工したと発表した。同社にとって東南アジアで初めての開発事業で、ジャカルタで最高水準の仕様を備えたビルとなった。

■インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は2036年夏季オリンピック・パラリンピックを、東カリマンタン州に開発する新首都「ヌサンタラ」に招致することに改めて意欲を示した。

（経済）
■インドネシアの中央統計局は2022年10月の輸出額が前年同月比12％増の248億920万米ドル（約3兆4600億円）だったと発表。前月からは0.1％増とほぼ横ばいだった。輸入額は前年同月比17％増の191億3530万米ドルで、前月からは3％減少した。資源関連が輸出額全体を押し上げる傾向が続いており、貿易収支は30カ月連続で黒字となった。

■インドネシア中央銀行は政策金利のを0.5％引き上げて5.25％にすると発表した

■インドネシアのバフリル投資相は20カ国・地域首脳会議（G20サミット）の会期中に諸外国から70億～80億米ドル（約9824億～1兆1228億円）の投資確約を得たと発表した。

（観光）
■バリ島は旅行市場が回復に向かうなか、新たな挑戦にも取り組む。持続可能な観光への転換を進めるとともに、新たに「セカンドホーム」と呼ばれるデジタルノマド向けのビザ制度を2022年12月から始めるとのこと。これは、旅先テレワークの拡大に積極的なエアビーアンドビー(Airbnb)との提携で実施されるもの。Airbnbと提携したデスティネーションは世界20ヶ所にのぼっている。