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    (2022年12月28日付)インドネシア国内情勢PICK UP

    (国内)
    ■インドネシアの民間調査機関が発表した最新の世論調査で、ジョコ・ウィドド大統領の支持率は72.9%だった。11月の前回調査から3.4ポイント上昇し、ジョコ政権が2期目に入った2019年10月以降で最も高くなった。

    ■インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は政府が実施している新型コロナウイルス対策の活動制限を年内にも廃止する可能性を示唆した。1日当たりの新規感染者数が1200人程度に抑制されていることを理由に挙げた。

    (経済)

    ■インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は2023年6月からボーキサイト鉱石の輸出を禁止すると発表した。国内の製錬・加工事業の発展を後押しする狙い。未加工の天然資源の輸出を減らす取り組みの一環で、2020年1月のニッケル鉱石に続く、未加工鉱石の禁輸措置となる。

    ■暗号通貨取引所で世界最大手のバイナンスは、インドネシアの同業大手トコクリプト(Tokocrypto)に対する出資比率を段階的にほぼ100%まで引き上げる計画だ。同社は2020年にバイナンスから出資を受けていた。

    ■インドネシアで、新型コロナウイルス感染拡大の沈静化に伴い、アルコール飲料の需要が回復している。メーカー2社が事業拡大に向け、来年初頭にインドネシア証券取引所で新規株式公開(IPO)を実施する計画だ。

    ■インドネシア貿易省は、2023年の貿易収支が383億~385億米ドル(約5兆540億~5兆800億円)の黒字になると予測している。

    (観光)
    ■2022年の観光産業の外貨収入が42億6000万米ドル(約5657億円)になるとの見通しを明らかにした。これは前年実績の9倍で、目標としていた17億米ドルを大きく上回る水準。

    ■インドネシアの航空管制公社によると、クリスマスや年末年始の休暇期間を前に航空需要は急速に回復しており、全国の空港を発着するフライトの数は新型コロナウイルス感染拡大前の水準に近づいている。

    ■インドネシアの国営空港運営会社によると国内有数の観光地バリ島の空の玄関口であるングラライ国際空港の利用者数は、クリスマスと年末年始の休暇期間に82万7779人となる見込みだ。バリへの到着客は23~24日に、出発客は2023年1月1~2日にそれぞれピークを迎えるとみている。前年から2倍に増える計算となる。

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