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    (2022年10月7日付)インドネシア国内情勢PICK UP

    今週1週間のインドネシア国内情勢です。

    (経済)
    インドネシアのジョコ大統領はルピア相場は他国の通貨に比べて良い状況にあるとして、第3・四半期の経済成長率が5.4-5.6%になる可能性があると述べました。
    世界の経済情勢は極めて不透明な中、ルピアの対ドル相場の下落幅は年初来で約7%と、他のアジア通貨より健闘しています。
    また最近の下落は英財政政策の発表による市場の混乱が原因との見方を示しました。

    (環境)
    次にインドネシアの国営電力PLNは国内での風力発電所開発に関する研究で、デンマークエネルギー庁(DEA)と協力すると発表しました。
    両者はインドネシアで適用可能な風力発電所の最先端技術の開発を試みるそうです。
    またインドネシア貿易省はインドネシアの企業が、日本の再生可能エネルギー発電所向けにパームヤシ殻(PKS)を供給する契約を締結したと発表しました。
    契約総額は1億3820万米ドル(約200億円)

    (観光・交通)
    インドネシア中央統計局は8月に主要玄関口から入国した外国人訪問者数が前年同月比288倍の51万246人だったと発表した。3カ月連続で新型コロナウイルス下での最多を更新し、コロナ前の2020年2月(約71万5000人)以来、30カ月ぶりに50万人を超えました。
    うち日本からの入国者は約9420人で前月から23%増。
    近いうちに外国人訪問者数が年間800万人の水準まで回復するとの見込み。
    また交通整備も活発になってきている。
    インドネシアの首都ジャカルタ特別州は、首都圏の軽量軌道交通(LRT)について9路線の新設を計画していることを発表。
    国営ガルーダ・インドネシア航空は国内線シェアを2021年の37%から、2026年までに39%に引き上げる目標。

    (その他)
    TVでも話題になっているインドネシア東ジャワ州マランのサッカー場でプロリーグの試合後に観客による暴動が発生、逃げようとした観客が出入り口に殺到して転倒するなどし、インドネシア国家警察によると125人が死亡した。負傷者は約300人に上るという。

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