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    (2023年3月2日付)インドネシア国内情勢PICK UP

    (国内)

    ■インドネシアのバスキ公共事業・国民住宅相は首都ジャカルタが毎年12~18センチメートルずつ地盤沈下していると明らかにした。住民による地下水の過剰なくみ上げが原因だとし、首都圏3カ所で建設中の上水道供給システムが完成すれば、地盤沈下を食い止められるとの認識を示した。

    ■インドネシアの道路公団ジャサ・マルガはイスラム教の断食明け大祭(レバラン、今年は4月22~23日)前後の休暇や帰省シーズンに、高速道路でジャカルタ首都圏から出る車両数が前年比2.8%増の221万台になるとの予測を示した。

    ■江崎グリコはインドネシアで、定番商品のチョコレート菓子「ポッキー」の生産を本格的に開始した。昨年11月から商業生産を始めた新工場は、建物の延べ床面積が約5万7000平方メートルで、グリコグループのポッキーの生産工場としては世界最大。インドネシア国内向けに生産するほか、東南アジアや北米への輸出拠点と位置付ける。

    (経済)

    ■インドネシアのスリ財務相は2023年1月の政府財政収支が90兆8000億ルピア(約8046億円)の黒字だったと発表した。国内総生産(GDP)の0.43%相当となる。

    ■インドネシアの国営石油プルタミナの地熱発電子会社プルタミナ・ジオサーマル・エナジー〈PGEO〉は2月24日インドネシア証券取引所(IDX)に上場した。
    新規株式公開(IPO)で9兆562億5000万ルピア(約810億円)を調達した。政府系ファンドのインドネシア投資公社(INA)やアラブ首長国連邦(UAE)の再生可能エネルギー事業会社マスダールも出資した。

    ■インドネシアの自動車部品最大手アストラ・オートパーツ〈AUTO〉は2022年の連結決算を発表した。売上高は前年比23%増の18兆5799億ルピア(約1650億円)、純利益は2.2倍の1兆3266億ルピアで、増収増益となった

    ■インドネシアの百貨店マタハリ・デパートメント・ストアは2022年の連結決算で売上高が前年比15.5%増の6兆4550億ルピア(約580億円)、純利益が51.5%増の1兆3830億ルピアだったと発表した。

    ■インドネシアの重機販売大手ユナイテッド・トラクターズ〈UNTR〉は2022年のコマツ製重機の販売台数が前年比86%増の5753台だったと発表した。通年の目標販売台数(5500台)を超えた。5000台を上回るのは、2012年以来、10年ぶりとなる。

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