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(2023年3月9日付)インドネシア国内情勢PICK UP
今週1週間のインドネシア国内情勢です。
(国内)
■商船三井はインドネシアで、海洋ごみの回収事業に乗り出す。
海洋プラスチックごみの削減を巡っては、持続可能な開発目標(SDGs)目標の14番目「海の豊かさを守ろう」としても定められている貨物船の運航を主力事業とする同社の活動の場である海洋環境の保全に向けた取り組みの一環。
(経済)
■インドネシア中央銀行のペリー総裁は2023年の国内総生産(GDP)成長率について、インフレ率の上昇を抑制できれば前年比5.1%の達成も可能との見通しを示した。
■インドネシアのブディ運輸相は訪問先の日本で経団連のイベントに出席し、東カリマンタン州に整備する新首都「ヌサンタラ」の交通インフラ開発事業への投資を参加者に呼びかけた。イベントには企業関係者や投資家ら約90人が参加した。
■インドネシア不動産協会は2023年の不動産市場が前年比10%成長すると予測している。
■インドネシアの複合企業アストラ・インターナショナル(ASII)が発表した2022年連結決算は、売上高が前年比29%増の301兆3790億ルピア(約2兆6900億円)だった。重機や自動車、金融部門などが好調で、全体の業績を押し上げた。
(観光)
■インドネシア中央統計局は12月に主要玄関口から入国した外国人訪問者数が前年同月比41倍の62万905人だったと発表した。2022年の単月で最多を記録した2022年12月からは約2割減となったが、2カ月連続で60万人を超えた。