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(2023年3月30日付)インドネシア国内情勢PICK UP
今週1週間のインドネシア国内情勢です。
(国内)
■イスラム教の断食明け大祭(レバラン、今年は4月22~23日)前後の休暇について、有給休暇一斉消化日を1日追加し、19~25日を連休とすることを、ジョコ・ウィドド大統領が決定したと発表した。事前の移動予測から混雑が予想されたための対応としている。
(経済)
■インドネシア中央銀行は消費が活発になるイスラム教の断食月(ラマダン)と断食明け大祭(レバラン、今年は4月22~23日)期間の現金需要が、前年比8.22%増に当たる195兆ルピア(約1兆6870億円)になるとの見通しを示した。
■インドネシアのエネルギー・鉱物資源省によると、3月26日時点での今年の石炭生産量は1億4879万トンで、年間目標の21%となった。
■みずほフィナンシャルグループは傘下のみずほ銀行を通じてインドネシアでデジタル金融サービスを提供するクレディボ(Kredivo)ホールディングスに1億2500万米ドル(約170億円)を出資したと発表した。
■インドネシア財務省は、東カリマンタン州に整備する新首都「ヌサンタラ」の開発事業費として、さらに8兆ルピア(約690億円)程度を2023年予算に追加することを検討している。
■国営通信テレコム・インドネシア(TLKM)は2022年の連結決算で売上高が前年比2.9%増の147兆3100億ルピア(約1兆2800億円)、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が4.3%増の78兆9900億ルピアだったと発表した。
■インドネシアの重機販売大手ユナイテッド・トラクターズ(UNTR)は、1~2月のコマツ製重機の販売台数が前年同期比16%増の1232台だったと発表した。市場シェアは34%だった。
■インドネシアの配車・配送サービス大手ゴジェックと電子商取引(EC)大手トコペディアが経営統合したGoToグループ(GOTO)が発表した2022年第4四半期(10~12月)連結決算は、調整後のEBITA(利払い・税引き・償却前利益)が3兆1000億ルピア(約267億円)の赤字となった。赤字額は前期比で15%、前年同期比で52%、それぞれ減少した。
(観光)
■エミレーツ航空は、ドバイ〜デンパサール線に6月1日からエアバスA380型機を投入する。